立つ時に支えている場所はとこだと思いますか?
それは、まさに土台ともいえる皆さんの足裏(足元)になります。
皆さんの足は正しく身体を支えているでしょうか?

足の大きさはせいぜい20～30cmです。
その上には150～180cmもの高さが立っています。
簡単にいうと高層ビルのような感じです。
建物で考えると土台がしつかりしていないと崩れてしまいますよね。
本来なら、身体も土台がしっかりしていないと倒れてしまいます。
ただ、人の身体は微調整が優れているため倒れる、ということはまずありません。
しかしその分、身体の何処かに負担がかかってしまっている状態になっています。

では，足裏のどこに重心をかければよいのでしょうか?
それは足裏の『親指の付け根』『小指の付け根』『かかと』の3点に均等に重心をかけて立ちます。
そうすると、ちょうど土踏まずの真上に重心がきます。

片足立ちで立った時の重心のかけ方で、確かめてください。
片足立ちをした時の軸足を意識します。
その時、軸足の足裏3点(親指の付け根、小指の付け根、かかと)でしっかりと立てるように練習をします。
意外と小指側に体重がかかっている人が多いです。
外側に身体が傾きすぎたりする人も小指側に体重がかかっている可能性が高いです。

両足の足裏3点で均等に重心をかけて立つ!!
このことがもっとも重要になります。

自分はどうなんだろう?と思う人は、ご自身の身体や靴で簡単に確認を知ることができます。
まず、よく証明写真などを撮る時に顔の傾きを治されたり、肩の左右の高さが違う人は
正しく足裏に重心がかけられていない場合があります。
これは骨盤の歪みや背中の筋肉のバランスが崩れていることも多いのですが
もっと言えば足の重心のかけ方が正しくできていない場合が多いです。

皆さんが普段履いている靴底やヒールのかかとはどうですか?
よくすり減る部分はありますか?
すり減る部分がある人は、その減っている部分の場所で、立っている姿勢や歩いている時に余分な重心がかかっていて、そこだけ必要以上に減ってしまう。
という可能性が高いです。

例えば、靴の外側の後ろ側がすぐに減ってしまう人は、立ち姿が外側重心になっていて、後ろ重心で歩いている。
ということになります。
一度チェックしてみてくださいね。

ご自身の足の指を確認していきましょう。
・足の小指が横に倒れていませんか?
・足の小指の爪だけ小さくないですか?
・小指だけ太くないですか?
上記に当てはまる人は，外側重視の立ち方になっています。
立ち姿の時、歩く時など小指に必要以上の重心がかかってしまい、
小指が本来の動きができなくなってしまい、爪も退化していく状況です。
5本指がしっかり動き、真っ直ぐ向いている状態が本来の状態です。
足指だけを床から上げる体操などして、しつかり動かしていきましょう。

脚の形はいかがでしょうか。
・O脚
・X脚
・XO脚
など、代表的に言われている脚の形がありますが
正しい重心で立てていないと脚の形や骨盤にまで影響がでてきます。
重心のかけ方次第で、身体への負担も大きくなり、骨盤の歪みなど身体のバランスが崩れ
疲れやすくなったり，むくんだりという原因にもなります。

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